住職のお話し
かなり門徒さんの多いお寺の住職のお話し、
恐怖心を克服された実体験を、聴かせて頂いた事があります。
本来浄土真宗は、同じ宗派のお寺に嫁ぐ場合が多く、遠い血縁の結婚を繰り返しす場合が多かった、最近はそうでもないらしい、
当然生まれ付き体にハンディの有る方も多かった、その中の一人の年配の住職さんの話し
手術を受けないと助からないが、今の技術で
成功率60%の大手術、死ぬかも知れない状況に、物凄くじたばたして、最終的に主刀医と宴席を設け、別れの盃を交わし、それでも怖くて堪らなかった、過去にも何度か開腹しているが、今度はかなり危険な手術…
よいよ、手術台で麻酔が掛けられたタイミングに、警察から出頭要請、痲酔を覚まされ、大きな紙に「出頭要請です手術を延期しまますか?」と書いた物を見せられ、まだ覚めかけで、うなずいた。
事件は車の中で心中したアベックが、お寺の名前の印刷のある封筒を、持っていたので
心当たりが無いか、と、片道4時間掛けて、
現場検証、結局面識のない方たちだった、
戻って、再び手術台、何故か今度は全く怖くなく、まな板の鯉に成りきったそうです、
何かのきっかけで、あっさり平常心を取り戻せる人もいる。